風邪と免疫力
最近、風邪をひきやすく治りにくいと感じたことはありませんか?
そんな方は、「免疫力」が関係しているかもしれません。
免疫力が下がる原因には何がある?
自己防衛システムである免疫力。このシステムのおかげで私たちは病気になるのを防いだり、かかっても軽い症状ですみます。免疫力は20歳前後をピークに低下していき、40歳で約半分に。70歳ではピーク時の約10%にまで低下するといわれています。※1
通常、加齢とともに免疫力は落ちていきますが、現代はさらに低下させてしまう原因があります。
・睡眠不足
・偏った食生活
・運動不足
・喫煙、飲酒
・過度なストレス
・冷え
※出典
廣川勝昱 現名誉教授 著(東京医科歯科大学分子免疫病理)
『老化と免疫』
日本老年医学会雑誌40巻6号掲載 (40:544 中段)
免疫力が低下してくることで現れる身体の変化
免疫力が低下し始めると、口内炎やヘルペス、肌荒れが目立ってきます。喉や鼻は、味や匂いを感じにくくなるのを避けるため、ほかの部分に比べてバリア機能が低くなっている代わりに、免疫細胞を含んだ粘膜で覆うことで異物の侵入から身を守っています。夏は乾燥しない季節と思われるようですが、強い紫外線や効きすぎる冷房などで乾燥が進んでいます。乾燥することで喉や鼻の炎症が起きやすく、風邪をひきやすくなりますので、注意が必要です。
そのほかにも
・しっかり寝ても、なかなか疲れがとれない
・花粉症やアトピーの症状がひどくなった
・季節の変わり目など、寒暖の差が激しい時に調子をくずす
・下痢をしやすくなる
等、思い当たることがあれば要注意です。
風邪や感染症にかからないための大原則は、バランスのよい食事と十分な睡眠をとること。つまり疲れやストレスをためないことです。また、うがいや手洗い、マスクにより外からの病原体ウイルスの侵入を防ぐことも大切です。