貧血について
疲れやすい、めまい、立ちくらみ、動機、息切れなど様々な症状がある貧血。
今回はこの貧血について少し詳しく知ってみましょう。
貧血には鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、悪性貧血(巨赤芽球性貧血)、溶血性貧血とあります。
このなかで日本人の貧血の約7割が該当すると言われるのは鉄欠乏性貧血です。
特に女性に多く10人に1人がこの貧血が該当するとも言われています。
血液検査でヘモグロビンの値が低く、もし貧血だと言われたら、まずは原因を特定することが大切です。原因となる病気などがなく、鉄欠乏性貧血だと言われたら、食事や鉄剤の内服で改善を図りましょう。
鉄欠乏性貧血とは?
ヘモグロビンの主な材料となる鉄が不足して、ヘモグロビンが作られなくなるためにおこる貧血です。その原因は以下のことが考えられます。
・食べ物からの鉄の摂取不足
・鉄の需要の増加(成長期や妊娠期)
・鉄の損失(出血)
など。
貧血の食事のポイント
基本は、1日3食バランスよく食べることです。
食品に含まれる鉄分には、吸収率の良いもの(肉や魚に含まれるヘム鉄)とあまりよくないもの(野菜や海藻などに含まれる非ヘム鉄)があります。
鉄分は肉・魚などの動物性たんぱく質やビタミンCと一緒に食べることで吸収率がよくなると言われています。ビタミンCは、食品中の鉄が体で利用されるためになくてはならないものです。鉄分と合わせて積極的に摂りましょう。
また、鉄の吸収を妨げる食品である緑茶、紅茶、コーヒーに含まれるタンニンには、鉄と結びついて吸収率を下げる働きがあるので注意です。
貧血には食事や鉄剤の内服で改善するものと貧血となる原因が隠されていて、その原因(病気など)を治療しないと改善しないものがあります。
貧血が心配な場合は、自己判断せず一度医療機関に相談しましょう。