中性脂肪の調整の仕方
過栄養の現代では、血液中に脂質が増えすぎて起こる動脈硬化が課題となっています。
ここでは中性脂肪とは何か?その調整の仕方についてご紹介します。
中性脂肪とは…
中性脂肪(以下TG)は人や動物にとって重要なエネルギー源となります。また肝臓でも合成され、余りは皮下脂肪や内臓脂肪となり、予備のエネルギー源として蓄えられています。ただ摂りすぎると肥満を招き、生活習慣病を引き起こす原因に。TGの基準値は30~149㎎/dlです。
まず、TGは食事の影響を受けやすく食後約30分で上昇し始め、4~6時間後に最高値となります。そのため健診時に・ご飯を食べてきた・前日飲み過ぎ&食べ過ぎということがあると数値が跳ね上がることも。正確な数値を知るためにも、健診時は体の準備を整えて行きましょう。
中性脂肪が高い!考えられる原因と対策
エネルギーの摂り過ぎ
TGは脂質の摂り過ぎよりも糖質の摂り過ぎによるエネルギーの過剰摂取で、体内で合成・蓄積されます。特に甘いお菓子や飲み物、果物等の過剰摂取で上昇がみられます。普段これらを口にする習慣のない方はご飯・パン・麺等の炭水化物を食べ過ぎていないか確認し、減らすようにしましょう。
飲酒習慣がある
過度のアルコール摂取は肝臓でのTGの過剰合成を引き起こします。多少の個人差はありますが、適量の目安としてはアルコール量で20g/日程度。(ビールで500ml、日本酒で1合等)飲酒習慣のある方は1日量を振り返りましょう。
肥満
食事量が多い、夕食時間が遅い、活動・運動量が少ないetc…で内臓脂肪がたまる事でホルモンの分泌異常が起こりTG上昇の原因となります。よく噛み腹八分目を心掛ける、夕食時間が遅くなる場合は野菜中心のメニューにする、まずは1日プラス10分からでも活動量を増やす等、できることから1つでも始めることが大切です。
中性脂肪が上昇しやすい疾患
糖尿病、甲状腺機能低下症、クッシング症候群、膵炎、痛風などがあげられます。
思い当たる所がある方は、現状からプラス1良くなるよう心掛けることから始めてみませんか?